「ペロティヌス」の音楽と功績

ペロティヌス

Perotinus(生没年未詳) フランス人(不確定)

12世紀末から13世紀初頭頃のパリで、ノートルダム楽派として、活躍していた作曲家。

ペロティヌスの音楽

ペロティヌスの作品は、ほとんどがレオニヌスらの巨匠が作曲した2声のオルガヌムを大幅に改変、発展させたものです。

レオニヌスら巨匠の作品を、飛躍的に発展させました。

グレゴリオ聖歌のメリスマ的な部分を引き伸ばした母体がしっかりと大木のように楽曲を支え、その上にリズミカルに動く声部が複雑に絡み合うスタイルが特徴的です。

このスタイルで、2声だったオルガヌムを4声にまで声部を広げ、シンフォニーを思わせるかのような大幅な音楽的進化を加えました。

レオニヌスと比較して、豪華で壮大、そしてリズミカルです。

ペロティヌスの人物像

ペロティヌスは、実はその生涯についての記録はほとんど残っていません。作品などはペロティヌスの作品として認められますが、それ以外は謎が多い作曲家です。

ですが、音楽的な発展に関してはあまりにも大きな功績を残したため、初期の数少ない名前を残した作曲家として後世に伝えられています。

ペロティヌスの作品

4声オルガヌム

地上のすべての国々は

支配者らは集いて

3声オルガヌム

アレルヤ、われは援助を与え

アレルヤ、乙女マリアのほまれある御誕生

etc.