五線譜の名称を覚えましょう!
五線譜を見たことが無い人はほとんどいないと思いますが、その名前を細かく言える人はほとんどいません。
ここで五線譜を覚えてしまいましょう。
五線譜の性質
五線譜は、音譜が上に書かれれば書かれるほど音が高くなり、右へ書かれれば書かれるほど曲頭から演奏されるまでの時間が遠くなります。
五線譜の名称
五線
五線譜にある、5本の線にそれぞれ名称が付いています。
一番下から順に第一線(だいいっせん)、第二線と上がってゆき、一番上が第五線となります。
また、音譜は線に被さるものだけでなく、線と線の間にも音譜は記載されます。なのでその間にも名前があります。
一番下が「第一間(だいいっかん)」、そして一番上が「第四間(だいよんかん)」と呼ばれます。
加線した時
五線譜には、五線では書ききれない音譜が出てくることが良くあります。
その際、五線の上下に線を追加して記載します。
このことを「加線」といいます。
加線された名称は、下記のように五線譜に最も近いものは、「上第一線(かみだいいっせん)」、「下第一線(しもだいいっせん)」と呼ばれ、遠くなるほど「上第二線」「下第二線」と数字が増えてゆきます。
基礎的な記号の名前
次に、記号の名前を覚えていきましょう!
「ト音記号」や「ヘ音記号」はわかっても、それらをまとめて示すものの名称は意外に知らない人も多いです。
五線譜の盲点的な部分になります。
音階は?
実際に音符を書くと、下記のように表記されます。
鍵盤では、どの音になるの?
「ド」の音でも高い音、低い音たくさんあります。
中央の「ド」は、英語では「C3(メーカーによってはC4)」となります。
鍵盤と楽譜での対象は下記の位置になります。
五線譜の歴史
五線譜が現在の形式になるには、実は1000年以上にもかかっています。
最古の楽譜、ネウマ譜
9世紀ごろ、グレゴリオ聖歌の聖歌集が最古の楽譜といわれています。
まだこの時期は、5線あったわけでもなく、まだはっきりとした音階や、リズムなどはまったく記載することができなかなり原始的なものでした。
そして音楽の進化とともに、楽譜や楽譜の記載法もそれに合わせて進歩してきました。
3本、4本、5本と線も徐々に増えてゆき、長い年月をかけて現在のような形に近づいてきました。
これからの未来、現在の五線譜で表現しきれない新しい音楽形態や奏法が出てきたとき、それを記載できるようにまた譜面は進化します。
そういう意味では、現在の五線譜は、まだまだ完成しているとは言えないかもしれませんね。
練習問題
問題
五線譜の名称で、①~⑥の数字で表している記号の名称を答えてください。
答え
①音部記号
②拍子記号
③小節
④終止線
⑤第五線
⑥第二間
コメント
ピアノを学んで8年は経つのですが上達はしなく才能が私には無いかと思い弾き語りもできません。この頃ジャンルは違うのですが日商簿記3級の勉強のやり方を変えてその科目を資格が採れやり通そうと思い一科目づつやることにしました。そのとたん日商簿記3級の勉強が面白くとてもやりがいはあります。ピアノの他にもエレキギターなど習ったのですが二頭を追うものは一等も得ずと気づき考えを改めました。私は音楽才能はほぼなく諦めていましたが何とか弾き語り目指し一つ一つ覚えていきます。加峰先生やYAMAHA音楽教室の前田先生に恩返しができればと名前気のようですが思っています。私が好きで思っている中島和美にもいい告白ができればと、そう思っています。