困難は、それを乗り越えることができる人にのみやってくる

好きな格言シリーズの2回目です。

一昔前、昭和の時代にごく一般的の家庭の玄関にかけてあるような毎日めくるタイプのカレンダーに載っているのを見た時に初めて知りました。

書道の字体で書かれていたアレです。

ドラマでも旦那さんが出かけるとき奥さんがチラッと読んだりしたシーンとかありましたよね。

「お父さん、今日のゴルフ気をつけたほうがいいみたいよ。」

「今日のカレンダーにはなんて書いてあるんだ?」

「『休日は、平日の落とし穴』ですって。」

「ははは、大丈夫だよ」

(わからない人ゴメンナサイ)

とまあ、カレンダーの話はさておき。

肝心の内容です。

『困難は、それを乗り越えることができる人にのみやってくる』

『困難』ってヤツは実は全ての人にやってくるわけではないのです。

その困難や壁にぶつかった時、本気で克服しようと努力した時はじめてれが『その人にとって乗り越えるべき試練』であると認識できるということです。

人は自分を高めることができる素敵な『試練』を、逃げたりかわしたりして生きていくのはなんともったいないことでしょう!!

という人生を戦って生きていこうとする人への強烈なメッセージだと思います。

これをはじめて聞いたときは24歳でした。

社会人をやめて再び音楽の学校へ入学した一年目くらいのころです。

この頃はまったくお金も実績もなく、本当に音楽でやっていけるかどうかわからない不安定な精神状態のときでした。

次はいい曲ができるか、、、それが認めてもらえなかったらどうしよう、、、

それが不安で不安で怖くてたまりませんでした。

でもこの言葉のおかげで思い知りました。。。

決して『夢』は逃げることない。

逃げるのはいつも自分自身なんだと。

自称気が弱い自分でも、糧になると思ったらどんな気難しいエンジニアのいるレコーディングスタジオにも行けましたし、どんな会社にも自曲のプレゼンテーションに行けました。

そして現師匠のに弟子入りしよう!と無謀にも思ったのもこの格言を聞いた後でした。

(それまではその師匠がこわくてそんな発想はありませんでした)

たった一言で、たった一日で人間は同じ環境でも発想の転換により前向きに考えることができるようになるんだなと深く感じました。

とにかく自分から弱点を探し、それを克服してゆかないと明日から仕事がなくなる。。。

とりあえず今もそんな毎日です。