おすすめ! コンデンサーマイク 初心者でも失敗しない選び方!

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今日は、レコーディングをする人が、一度は憧れたことがある「コンデンサーマイク」についてお話したいと思います。

なぜ、、、コンデンサーマイクがこんなに人気があるのか、オススメする理由をお話ししたいと思います。

コンデンサーマイクって何?

マイクには、コンデンサーマイクとダイナミックマイクがありますね!

なぜコンデンサーマイクのほうが人気があるのかを調べてみました。

なぜ、コンデンサーマイクは人気があるの?

今回は、宅録をしたことがある人に、アンケートでいろんな理由を探ってみました。

どちらのマイクの方が音が良かったですか?

  • 79% コンデンサーマイク
  • 21% ダイナミックマイク

※20~30代の宅録経験者、男女500人にアンケート

どちらのマイクの方が持っているとカッコいいですか?

  • 84% コンデンサーマイク
  • 16% ダイナミックマイク

※20~30代の宅録経験者、男女500人にアンケート

このように、録り音の良さ、イメージ共にダイナミックマイクを圧倒しました。コンデンサーマイクはそれはもちろん人気でますよね。

実際、ボーカルレコーディングなら、プロの現場ではほとんどコンデンサーマイクです。

コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いって何?

、「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」の違いは、音を拾う構造が違うところです。

でも、初心者の方はその構造の違いの詳しいところは、正直覚える必要はありません。

録った音の雰囲気がが違うくらいのイメージでOKです!

では、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いをまとめてみました。

 比較項目 ダイナミックマイク コンデンサーマイク
価格帯 比較的安価 安価~高額まで幅広い
電源供給 不要 必要(ファンタム電源)
耐久性 振動 強い とても弱い
湿気 比較的強い とても弱い
保存 簡単 注意が必要
 録音時の音量  小さい  大きい
感度 低い 高い
ハウリング 起きにくい 起きやすい
特徴 小さな音は拾いにくいので、大きな音やライブなどで使いやすい。 感度が高く小さな音も拾うので、高音や自然音などの繊細な音の録音に向いている。

コンデンサーマイクの、絶対失敗しない選び方&注意点

ファンタム電源はある?

コンデンサーマイクは、マイクケーブルを通じで、接続した機材から電源供給をしてもらわないと使うことができません。

ミキサーやオーディオインターフェースに接続したい場合、機材の方に「ファンタム電源」のスイッチがあるかどうかは必ず確認しておいてくださいね!

機材には「PHANTOM」や「+48V」と書かれていますよ。

スペックをチェックしておくこと!

指向性

ほとんどがボーカルを録るためだと思うので、「単一指向性」タイプのものを選ぶと良いと思います。ある程度高いマイクになると数種類の切り替えができるので、ほぼ「単一指向性」は入っているので問題ないともいます。

単一指向性」とは、マイク正面から入ってきた音をメインに拾う性質です。ボーカルとかは必ず口から音が出るので一方向からしかこないですよね。なのでそれ以外の音を拾ってしまうとノイズになってしまうんです。なのでこの指向性が最適なんですね。

マイクの感度

マイクの感度の良し悪しは「db(デシベル)」で表されます。コンデンサーマイクなら、-30~-40くらいのものが多く、この数字がゼロに近ければ近いほど感度が良いとされています。

周波数特性

そのマイクが拾うことができる音の周波数の範囲です。20hz~20khzであったら、20hzの超低音から20khzという超高音までの範囲の音を広くことができます。

つまり、そのマイクが得意な守備範囲のようなものです。

もっとも感度が高い方向の時、拾える周波数の音量は一定ではなく、高音を広いやすかったり低音を広いやすかったりします。そういったバラつきが、そのマイクの特徴となります。

機材との相性を考える

マイクで録った音は、ミキサーやオーディオインターフェース、ケーブルを経由してパソコンに入ってきますよね。

もし、ちょっと奮発して高いマイクを買った場合、そのどこか1つでも入門機のようなあまり良くない機材が入っていた場合、そのマイクは全く性能を発揮しない可能性があります。

いったん劣化した音は、どんなに良い機材を使ってもその劣化した音以上にはなりません。

なので、機材の質はできるだけ合わせてあげることがコツです。

GAINで音を大きくしてあげる

マイクに入ってくる音って、実はものすごく小さいんです。パソコンでレコーディングする場合、マイクで拾った音がパソコンに入ってくるまでに、どこかで音を大きくしてあげなければなりません!

それが、マイクプリアンプやオーディオインターフェース、またはミキサーに付いている「ゲイン(GAIN)」というツマミですね。

このゲインがあるかどうかで音質にも大きく影響を与えるので、手持ちの機材にこれがあるかは確認しておいてくださいね!

コンデンサーマイクを買った後での注意点

管理が難しい

コンデンサーマイクは繊細な音が録れることが最大のウリですが、その繊細さゆえに管理も難しくなってきます。

特に衝撃には弱く、叩くのはもちろんNGなのはわかりますが、金網部分をガリガリしたりするのもNGです。

また、湿気にも弱いです。使わない時の管理方法としては、料理とかで使うタッパのように密封できる入れ物の中にスポンジを敷き詰め、そこにコンデンサーマイク入れて置いてください。あと、その中にシリカゲルのような乾燥剤を入れておけば完璧ですね!

オススメ! コンデンサーマイク

「入門用」 2万円以下

初心者の方は、間違いなくこのあたりから選んだほうが無難です。この価格帯でも、プロでもないなら十分すぎる程の音でレコーディングすることが可能です。

audio-technica サイドアドレスマイクロフォン AT2035

■種別   :コンデンサー
■指向性  :単一指向性
■周波数特性:20~20,000Hz
■感度   :−33dB
■出力インピーダンス:120Ω平衡
■質量   :3.8mA
■質量   :3.8mA
■質量   :3.8mA
■質量   :3.8mA

audio-technica AT2035 が良いといわれる理由

アマゾンで、”Amazon’s Choice”に入っているほど、初心者に売れ筋のコンデンサーマイクです。
ダイナミックマイクからこのコンデンサーにはじめて変えたという人も多く、そのほとんどが「高音がキレイに録れるようになった」「音が繊細に聴こえるようになった」と好評を得ています。
コンデンサーの世界観を知るには最適のマイクとなっています。

マランツプロ USBコンデンサーマイク MPM1000U

■種別   :コンデンサマイク
■指向性  :単一指向性
■周波数特性:20Hz〜17kHz
■感度   :-34dB ± 2dB
■出力インピーダンス:100Ω ±30%(at 1 kHz)
■質量   :約300g
■付属品  :USBケーブル、マイクホルダ
■USBバスパワー

マランツプロ MPM1000U が良いといわれる理由

USBバスパワーで駆動できるので、コンピューターやiPhone、iPadに直接接続可能できることがウリのマイクです。
(iPhone、iPadとの接続には、別途Apple社製のUSBカメラアダプターなどが必要になります)。
そしてUSBを通して、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)やポッドキャスト・アプリなどで高品質のオーディオを収録するのに最適です。

「中級者用」 3万円~7万円

少し余裕があればこの価格帯でも大丈夫ですが、性能的には20,000円以下のものより劇的にかわるかと言われたら、個人差による思います。

もし、劇的に良い音で録りたい、、、ということでしたら、100,000円以上のマイクを選ぶと違いを感じれることが多いです。

僕は、1本10万の勝負コンデンサーマイクは一本持っています。

RODE NT1-A コンデンサーマイク

■種別   :コンデンサーマイク
■指向性  :単一指向性
■周波数特性:20Hz – 20kHz
■感度   :-31.9dB re 1Volt/Pascal(25.00mV @94dBSPL)+/-2dB@1kHz
■出力インピーダンス:1100Ω
■質量   :326g
■付属品  :ポップガード付きショックマウントSM6、マイクケーブル(6m、XLRケーブル)、マイクダストカバー

RODE NT1-A が良いといわれる理由

この値段でこのクオリティが、、、と思わせるマイクです。ボーカル録りにもちろん最適ですが、生楽器、特にアコギ等のレコーディングでも威力を発揮してくれます。
ですが、コンデンサーマイクにしては少し重い部類に入るので、セッティングの際は倒れないようにスタンドをしっかりと安定させてくださいね。

AKG ( アーカーゲー ) / C214

■種別   :コンデンサーマイク
■指向性  :単一指向性
■周波数特性:20~20,000Hz
■感度   :20 mV/Pa
■出力インピーダンス:1
■質量   :280g
■付属品  :H85ショックマウント・ホルダー、W214ウィンドスクリーン、メタルキャリングケース

AKG / C214 が良いといわれる理由

コンデンサーを使っている人で、もし「ワンランク上のものにしたい」と相談があった時にこのマイクをオススメしています。
AKGの特長でもある高音のきらびやかさ、美しさはこの価格帯でも十分に恩恵を受けることができます。
ボーカルなら、男性でも女性でもどちらでも使えますが、個人的には女性の方がより女性らしく録れるように感じています。

「上級者・セミプロ以上用」 10万円以上の高性能マイク

この価格帯になってくると、プロ御用達のレベルになってきます。どれを選んでも、プロが納得する音で取れるマイクを紹介していきます。

もちろん、このマイクはセミプロ以上しか扱えないわけではなく、初心者の方でも本当にいいものを作りたいと言う方はここからのスタートでも問題はありません。ただ、メンテナンスだけはしっかりしておいてくださいね!

AKG ( アーカーゲー ) / C414-XLII

■種別 :コンデンサーマイク
■指向性:9段階
(無指向性/ワイドカーディオイド/カーディオイド/ハイパーカーディオイド/双指向性と各々の間)
■周波数:20Hz ~ 20kHz
■出力インピーダンス:200Ω以下
■使用している歌い手:

C414-XLII が良いといわれる理由

たくさんのプロの現場で使用されています。煌びやかな高音が特徴のマイクなので、女性歌い手が使うとグッと華やかになります。
筆者の愛用マイクでもあります。

NEUMANN ( ノイマン ) / U87Ai Studio Set/パッケージ品

■種別 :コンデンサーマイク
■指向性:指向性切替式(無指向性、双指向性、単一指向性)
■周波数:20Hz ~ 20kHz
■出力インピーダンス:200Ω
■使用している歌い手:

U87Ai が良いと言われる理由

プロのスタジオが使っているマイクといえばコレと言っても良いくらいの定番マイクで、ふくよかな温かみの中音は、人間の声に抜群の相性を見せます。
歌だけでなくオーケストラなどの繊細のな音のレコーディングにも使われています。歌ってみたでこのマイクを使うとなれば、それはもう機材の到達点といってもよいでしょう。