レコーディングで、ポップガードを使わない、、、なんてことは絶対にありえませんね。
どんなスタジオでも、また宅録でも必ずポップガードを使っていると思います。
ですが、このポップガードって、どのくらい効果があるのかって良くわからないところですよね。
今回は、ポップガードの効果を検証して、その後におすすめのポップガードを紹介したいと思います。
ポップガードの効果を検証
ポップガードの役割
ポップガードの役割は2つです。
- レコーディング時のポップノイズを防ぐ
- マイクを湿気をから守る
ポップノイズは、主に「吹かれ」と「破裂音」といった空気の早い動きによって生まれるポップノイズを防ぐことが最大の役割です。
もう1つの役割は、マイクを湿気から守るということです。
ダイナミックマイクはそうでもないですが、コンデンサーマイクは湿気にかなり弱く、湿気をたっぷり含んだ息や唾液はコンデンサーマイクにとって大きなダメージとなる可能性があります。
大切なマイクを守るためにも重要な役割と果たしてくれます。
ポップガードの効果
では、早速ポップガードの効果を検証していきましょう!
歌を録る際、最も気をつけなければならないことの1つが「空気」の音ですね。
ちょっとでも息の強い音が入れば、その音は全く使えない音になってしまいます。
では今回は、ポップノイズが入ってしまいそうな言葉を言って、ポップガード有りと無しで録ってどれだけポップガードの効果があるのかを検証してみたいと思います。
今回の検証に使ったポップガードは、ページ後半でも紹介している「CLASSIC PRO / PG6」です。
ポップノイズ(吹かれ)
マイクに息がかかって入るノイズです。屋外の風でも同じことが起こり、「ボボッ」や「ボッ」といった大きなノイズになります。
検証する言葉は「フード」です。「フ」の音は息をたくさん使うのでこのノイズが入りやすいですね。
ポップガード無しの場合 | |
ポップガード有りの場合 |
ポップノイズ(破裂音)
パ行などを強く言うと、強い息がマイクにかかり破裂音のようなノイズになります。これが入ると、後で編集しても取り除くことができないので、どんなに良いテイクでもNGとなります。
検証する言葉は「ポップス」です。「ポ」の音に破裂音が入るのでノイズが入りやすいですね。
ポップガード無しの場合 | |
ポップガード有りの場合 |
検証結果
かなり効果はありますね!
これだけ効果があるのに、今回検証に使ったポップガード「CLASSIC PRO / PG6」は、わずか3,000円ちょっとくらいです。
なので、初心者の方でも持っていることを強くオススメします。
オススメポップガード
■直径 :15.2cm
■アーム部:33cm
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PG6 が良いと言われる理由
今回検証に使ったポップガードです。すばらしい効果を発揮してくれました。
もうこのポップガードを10年以上使っていますが、もちろん音がこもるようなことはなく、使用に当たってまったく困ったことは一度もありません。
先程の検証結果でも見事なパフォーマンスを発揮していましたね!値段も手ごろなので一番のオススメです。
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■直径 :13cm
■アーム部:30cm
キクタニ / ポップブロッカーが良いと言われる理由
こちらはかなりの人気ポップガードです。amazonで確認したところ、売れ行き好調の”amazon choice”にも選べれていますね!
値段はかなり手ごろながらも、PG6と比較しても遜色の無いクオリティを誇ります。
PG6と比べると、アームの形状に若干の違いがあるので、どちらを選ぶかはその形の好みによるくらいだと思います。
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■直径 :15.5cm
■アーム部:37.5cm
Akuou / ポップブロッカー が良いと言われる理由
とりあえず何でもいいからポップガードがほしい人にはオススメです。
価格的なところはダントツですね!
PG6ほどではありませんが、十分に使えるレベルではあります。
どれがいいからわからないけど、とりあえず一回使ってみたい、、、という方には入門用これから入ってもよいかもしれません。
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